存在価値なんてそもそもない。等しく無いから等しく有るもの。

存在価値なんてそもそもない。等しく無いから等しく有るもの。

「あなたの存在価値はなんですか?」

こんな質問をされた時、あなたはすぐに答えられますか?

私は「私の存在価値ってなんだろう?」と悩んだ時期があったんです。確かそこの頃、ネットや本で『存在価値をあげる』『自己価値を見つける』などというキーワードをよく目にしていたんだと思います。

その頃、毎日存在価値についてあれこれ考えてたけど、最後に行き着いた答えは「存在価値なんてそもそもない」というもの。

存在価値なんてない、というのは悲観的に自分を卑下してるわけではないんです。むしろとっても心が軽くなる発見でした。

今日はそのことについて書いてみるので、「私には存在価値なんてない」「私は存在価値が低い」なんて考えてる方の参考になれば嬉しいです^^



存在価値・自己価値ってなんだろう?

存在価値は高い方がいい
存在価値の低い人間は生きる価値がない

なんて言われることがありますが、誰が「生きる価値」なんて決めたのでしょうか?

辞書では以下のように記されていました。(引用:goo辞書

存在価値:その存在を意義あるものとして認めるような、人や物事のもつ価値。

 

私は数年前に「存在価値が高ければ社会からも認められるのだろう。私の価値ってなんだろう?」って思っていました。

そこから「私の価値とは…?」と常に考える時期があったのです。

その時に考えていた私の価値はこんなものでした。

  • webデザインができる
  • 友達が割と多い
  • 健康

え?これしかないの?と思われるかもしれないけど、他の人より秀でていて誇ることができる価値ってこんなものしか思い浮かばなかったんです。

 

だけどある時、視点を変えて、こんな問いかけを自分にしてみました。

「私の息子の存在価値ってなんだろう?」と。

息子にもしも友達がいなかったら、彼には存在価値がないってこと??
息子は今は健康そのものだけど、明日事故にあって健康ではなくなるかもしれない。そしたら存在価値がなくなるってこと??

価値はみんな等しく無いから、等しく有るもの

存在価値なんてそもそもない。等しく無いから等しく有るもの。

人間の存在価値に想いを馳せていた時、私はちょうど旅行中で、息子を抱っこしながら森の中を歩いていました。(上の写真は息子が大きくなってから行った時のもの)

その森はとても静かで、人がいなくて、風が吹くと葉っぱが擦れる音と、小鳥のさえずりだけが聞こえるような場所でした。

その時「木や鳥は存在価値なんて考えないよなぁ。ただ命が生まれた時から生きることだけを考えているんだよなぁ」って思いました。

私たち人間だけが命に『価値』を付けようとしてることに気がついたんです。

 

命に条件付きで価値があるなんておかしな話です。

健康な命、人より秀でてる命、役に立つ命じゃないと価値がない!…なんて、木や鳥はこんなこと考えません。

 

そう、命に価値なんてそもそもないんです。

でも、全ての命に等しく価値がないということは、全ての命に等しく価値があるとも言えるんですよね。

存在価値なんてなくていい。だとしたらどう生きる?

『存在価値がみんな等しく無くて、等しく有る』としたら、あなたはどんな人生が送りたいですか?

人の役に立たなければいけない
人より優れてなければいけない

こんなことを頑張って目指さなくてもいいとしたら…生きているだけでいいとしたら。

 

自分のことだとわかりにくいけれど、子供や家族、愛している人、仲の良い友人に置き換えるとわかりやすいです。

私は私の子供たちがどんな人生を送り、どんな人間になっても、私にとっての彼らの存在価値は変わりません。大切な存在で有ることに変わりはないからです^^

もちろん大切な人だとしても、相手も自分も考えは変わり続け、お互いの存在に対しての考え方は変わるかもしれません。

でも、たとえ考え方が違ったり相性が悪くなっても、その人たちの存在する価値、命の価値は変わらないと思っています。

 

人の役に立つのは素晴らしいことだけど、やりすぎると言動の基盤が他人軸になってしまうんですよね。

そうなると自分らしさを失って、生きるのが苦痛になってきます

 

他人から見る自分を意識しすぎて、自分軸を見失いそうになる時、私はよく存在価値について思いを馳せた森のことを思い出します。

植物や動物たちは、まっすぐに生きていて、私にとってはいつも大切なことを思い出させてくれる存在です。

 

この記事に書いた体験をもとに、私は誰もが存在するための価値なんて必要ないって考えています。

自然に生きる動植物のように、ただ命をまっすぐに全うする。

それだけでいいのではないでしょうか。



記事を書いた人:ニコ
ワーママスタイル編集長。
「人生はもっと自由に楽しんでいい」をモットーに自由に活動している。
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