世の中には「家事をしすぎる夫」と言われてしまう旦那さんがいて、実はそんな夫を持つ妻はそのことが悩みの種だったりします。
多くの妻は夫が家事をしないことで悩んでいますが、家事をしすぎることが悩みの原因になるとは、どういうことなのでしょうか?
このページでは家事をしすぎる夫、家事ができる夫を持つ妻の悩みについて書いています。
そして私は家事が大の苦手(涙)…そのため家事をしすぎる夫を持つ妻の悩みが痛いほどわかるのです。
今日は私の体験談も含め、悩める妻の本音を書いていきます!!
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家事をしすぎる夫ってどんな夫!?
家事をしすぎる…と言われても具体的にどれくらいの家事をしたら「しすぎ」といわれるのでしょうか。
個人差はあるものの、おそらく以下のような定義になるのでしょう。
- 妻よりも夫の方が家事を進んでやってしまう場合
- 妻よりも夫の方が家事が得意な場合
- 妻が引け目を感じる場合
家事をやるのは妻だけではなく、夫がやるのも普通のことだとは思います。
ですが共働きだとしても、夫よりも妻の方が収入が少なかったり、やっぱり女だし…という昔ながらの考えがあると、夫が妻よりも家事の量が多いと「しすぎ」と感じてしまうようです。
ですが、家事をしすぎる夫だとしてもイライラするのは一部の妻。
家事をしすぎる夫に対し、それを喜ばしく思っていて悩まない妻もいるはずですよね
家事をしてもらうことに悩むというのは、妻自身が夫に対して引け目を感じたり罪悪感・プレッシャーを感じるからですよね。
夫の方が仕事が忙しいはずなのに、暇な私がサボっていると思われるのではないか!?とか、言われてもいないのに1人で負の妄想が膨らみます…
家事をしすぎる夫に対しての悩みとは
家事をしすぎる夫を持つ妻たちは「自分よりも夫の方が優秀」「私は主婦としての価値がない」「私はダメな主婦」「罪悪感を感じる」といった悩みを抱えがち。
具体的には以下のような意見があるんです。
- まだご飯を食べているのに、空いたお皿からどんどん下げられるのでゆっくり食べられない
- 休日は朝早くから掃除をしているので、私も掃除しなきゃいけない感じがして寝ていられない
- 洗濯物を完璧に畳むので、私が畳んだ時に畳み直されて感じ悪い
- 夫がやりすぎると私の肩身が狭くなり、主婦としての自信を失う
- 夫の方が先に汚れなどに気がつくので怒られる
- 私のやり方と違う家事にイライラする
家事ができる夫は、細やかで女性的な要素を持つ男性が多いのかもしれません。
そのため家事ができるだけでなく、細かい部分にも気がつき、妻よりも先にサッと動いてしまう。
だから大雑把な私のような妻は、細かいことに気がつかないことに罪悪感を感じるのです。
夫が掃除を始めると、「家事をサボってるのがバレちゃう〜!」と思い落ち着かなくなりますw
家事をされるとイライラする!?
夫に家事をされると罪悪感を感じる以外に、イライラしてしまう女性も多いですよね。
夫に家事をしてもらうのはいいけど、自分と違うやり方をされることで違和感を感じたり、文句を言いたくなることもあります。
洗濯物の干し方やたたみ方、洗った食器の拭き残しなど、細かいことに気になる妻の場合だと、やり方の違いが目につくようです。
ですがせっかく協力的にやってくれてる夫に対し、はっきりと「やり方を変えて」と言えなかったりして、悶々と1人で悩んでしまう女性も多いのです。
調査!夫はどれくらい家事をしている?
この記事を書くにあたり、今回はtwitter上で「あなたの夫は家事をどれくらいする?」というアンケートをとりました。
アンケートでは153名が参加し、家事を全くしない:18人、たまにする:53人、結構する:68人、しすぎる:14人という結果に。
家事をたまにする、結構するという夫が約8割りを占めていました。
具体的に夫が担当する家事は「食器洗い」「ゴミ捨て」「お風呂掃除」などの意見が多かったです。
夫が家事を結構すると答えてくれた妻は「感謝している」「助かっている」との声も。
夫側からは「家事をするために仕事をフルオンライン化」したという、コメントもあり、家事に意欲的なタイプの方も多いように見受けられました。
そして家事を全くしない夫と、家事をしすぎる夫は約1割りずつ存在することが判明。
共働き夫婦にとって、家事の分担具合はいつまでも尽きない悩みですよね。
家事をしすぎる夫に素直に感謝できない理由
全く家事をしてくれない夫を持つ妻からしたら、家事をしすぎる夫はとっても羨ましい存在でしょう。
確かに私も、もしも夫が全く家事をしなかったら、それはそれでイライラするかもしれないと思うのです。
家事をしすぎる夫に対し、「家事をしてくれるのは助かるな」と思えるようになると、罪悪感ではなく感謝を感じられるようになるのかもしれません。
感謝を自然にできると円満になる
私の周りには家事を全くしない夫を持つ妻たちが多く、よくこんな風に言われます。
「ありがとう♡って感謝して、もっと家事をしてもらえばいいのに」と…。
これが簡単にできたら悩みなんてないわー!といつも思うのですが、罪悪感があるので「ありがとう♡」って言えないんですよね。
それよりも夫が家事を始めると、私も何かしなきゃ!と慌てて動き出したりして。そしてその言動を夫に怒られます。「うざい」と…。
もっと自然に「ありがとう」と伝えることができたら、夫も嬉しいだろうし、私も助かるし、夫婦関係は円満になるだろうなぁと思います。
家事をしすぎる夫に対する悩みを克服する方法
夫が家事をするとイライラしちゃう、なんか責められている気がしちゃう…というのは、夫も妻も不愉快ですよね。
できればお互いが気持ちよく毎日を過ごせるのがベスト!
ここではこの悩みを克服した妻たちの聞いた意見をから、誰でもできそうな克服方法をご紹介します。
方法1,感謝する
やっぱり感謝は大事!
ちょっと罪悪感は感じつつも「ありがとう」「いつも助かる」と伝えましょう。
ここで大事なのは「私は何もできなくてごめん」という気持ちを持たないことです。
ごめん、じゃなくて、ありがとう。
もし何か伝えるなら「明日は私がやるね!」「ご飯は私が作るね!」などの声かけで、自分に罪悪感を感じることなくできることを率先してやればいいんです。
方法2,自分を責めすぎない
家事を苦手に思っている妻は、大体が罪悪感が強く「自分はダメな妻」「ダメな母親」と自分を責めています。
私自身もそうで、ついつい「ダメな母親だな。主婦失格かも」と思ってしまいます。
ですが仕事もして子育てもして家事もして。それだけで女性として充分頑張ってる!
もっと胸を張って、「こんなもんでいっか〜」と、自分を責めすぎるのをやめましょう^^
方法3,境界線を越えない
夫が家事をしているのは、私たちへの当てつけではないんです!
それよりも夫自身が気持ち良くなりたいからだったり、家を綺麗にしたい、という気持ちから勝手に動いているんです。
それを「私が家事をしないことへの嫌味!?」「私ってダメな女!?」などと解釈するのは、心の境界線を乗り越えていると言えます。
妻にも夫にも境界線があり、相手の気持ちを奪うようなことは境界線を超えちゃっていますよね。
方法4,夫のやり方に口出ししない
夫婦ともに綺麗好きだったり、家事にこだわりがある場合、相手のやり方にいちいちイライラしちゃうケースもありますよね。
ですがそれはどっちが正しくてどっちが間違っているということではないので、夫婦でしっかりと話し合ってお互いを認め合うべきです。
洗濯物のたたみ方はルールを決めたり、自分のものは自分でたたむようにするなど、最初に相談しながらできるといいですね^^
また大雑把なタイプの人に「もっときっちりやってよ!」と言って、きっちりやってもらうのは相当難しいのではないか…と個人的には思っています。
我が家の家事ができる夫の場合
私の夫は家事をしすぎるわけではないけど、家事がスーパーできる夫です。
一人暮らしが長かったので家事は一通りできるし、綺麗好きなので部屋も綺麗に整っていないと気持ち悪いと感じるタイプ。
潔癖症ではないけど、私から見れば結構神経質。
普段は仕事が忙しいので、家事をする時間が全くないのですが、休みの時や年末年始には隅々までピカピカに掃除してくれます。
そして普段は家事をしないけど、汚いところに気が付いたら私が注意されます(涙)
私ももっと掃除をすればいいのでしょうけど、いつも掃除を後回しにしちゃうので…
洗濯物がたまっていたり、夕飯をまともに作らないことで注意されたことはありません。そういうことは別に気にならないらしいのですが、「とにかく水回りだけは綺麗にしておいて!」と言われています。
また家事はなんでもできるけど料理はしません。
料理もできるのですが、なんせ味が濃いので私が食べられないのです^^;
私は自分が家事が苦手なこと、掃除ができないことに常に罪悪感を感じています。
「いや、掃除すればいいじゃん」って言われるし、自分でもそう思うんですけど、どうしても掃除をする時間を避けてしまうんですよね〜
ちなみに料理は子供が生まれる前は頑張ってたし楽しんでいたけど、子供が2人で来てからはそのパワーも失せ、手抜き料理ばかりです。
そんな私を見て、夫もイライラしている時もあるし、「もうこいつに言っても無駄だ」と諦めている部分もあるようです。
私も家は綺麗に保ちたいので掃除をしたい気持ちは山々…なんて、言い訳ばかりで結局できていないんですけどね。
家事ができる夫に聞いてみました!家事ができない妻のことどう思ってる!?
家事の苦手な妻を持った我が夫に、ぶっちゃけどう思っているの?と聞いてみました。
するとこんな回答が。
「無理な家事をして欲しいとは思ってないけど、家を綺麗に保つのは協力して欲しい。
忙しいならご飯が手抜きになったり、掃除機をかけられないというのはどうでもいいけど、水回りは汚れを溜め込むと落とせなくなるので、そこだけは小まめにやってもらいたい。
仕事と子育てもして毎日ご飯を作って掃除をするのは、かなり大変だと思うので適度に手を抜けばいいと思う。
ただ”面倒くさい”という理由でサボることが続くのは、ただの怠惰なので改善してほしい。」
とのことでした。(最後の一言、厳しいな…汗)
家事の分担で揉めるのは、夫婦なら当たり前のことだと思います。
長年一緒に暮らす相手なので、お互いの良いところもダメなところも認め合って受け入れながら、円満に過ごしたいものですよね。
家事をしすぎる夫の離婚率が高い!
とある調査では、家事をしすぎる夫と、家事をあまりしない夫とでは離婚率がかなり違うようです。
離婚を考えている、または離婚をした男性にアンケートを取ったところ、家事をしすぎるぐらいの人ほど割合が多いのだとか。
男性が離婚をする上でネックになるのは、家事を自分でやらないといけなくなること…とも言われており、家事が自分でできる人はその点が問題ないので離婚に踏み切りやすいのだそうです。
家事のできるできないで離婚率が変わることにちょっと驚きましたが、たかが家事、されど家事。
毎日やらばければならないことなので、チリも積もれば山となり、大きな負担になるものですね。